2017/10/21 KUMARIについて
店名「KUMARI」について
店の名前「KUMARI(クマリ)」は、ネーパルの女神 KUMARIにあやかってつけさせていただきました。店の名前の由来でもあるKUMARIを簡単ですがご紹介させていただきます。
クマリ(KUMARI)とは ネパールに住む生きた女神である
密教女神ヴァジラ・デーヴィー、ヒンドゥー教の女神ドゥルガーが宿り、ネパール王国の守護神である女神タレージュやアルナプルナの生まれ変わりとされており、国内から選ばれた満月生まれの仏教徒の少女が初潮を迎えるまでクマリとして役割を果たします。
選ばれるための厳しい条件は…
●健康である
●獅子のような胸をしている
●シカのような脚を持っている
●黒い髪と目である など
カトマンドゥのクマリの館に住むロイヤル・クマリが最も有名であり、国の運命を占う予言者でもある。クマリという場合、概ねロイヤル・クマリを表すが、ネパール国内の村や町にも多数存在するクマリは、ローカル・クマリと呼ばれている。
9月に行われる「インドラ・ジャートラーの大祭」では、山車に乗りカトマンズの町を巡って、人々の繁栄と成功の力を与えるとされている。また、王がクマリの元を訪ねひざまずき、祝福のティラカ※ を受ける。外出する時は、きらびやかな衣装を着て、額から鼻筋にかけて赤い化粧をし、額には人工的に「第3の目」がつけられる。
※ヒンドゥー教の特定の宗派に属していることを示す標相のことで、泥土・せんだんの木の粉・香油・牛糞の灰などを混ぜて色をつけて練ったものを額などに塗って線を引く。
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